石川県小松市とソフトバンクは、ICTを活用した地域活性化および自治体のDX推進による、市民サービス向上とスマート行政の実現を目的に、包括連携協定を締結した。
両者は同協定に基づき、ソフトバンクやグループ企業が持つICTソリューション、先端技術などを活用して、市内の地域活性化や自治体DXの推進に向けた取り組みを加速すると述べている。
具体的には、2024年に予定されている北陸新幹線小松駅の開業を見据えて、次世代モビリティサービスを活用した新しい地域交通を推進。これにより、市民や来訪者の交通利便性の向上と、地域活性化を目指す。また、市内の高齢者向けの体験型スマホ教室の実施や、IoTセンサーを活用した高齢者の見守りなどについて検討を進め、市民サービス向上とデジタルを活用した効率的な行政の実現を目指すとしている。
連携事項は以下のとおり。
- 次世代モビリティサービスを活用した新しい地域交通に関する事項
- 地域社会の活性化に向けた各種DX施策の提案に関する事項
- 自治体DX推進による市民サービスの向上とスマート行政実現に関する事項
- その他、両者の協議により必要とされた事項