デロイト トーマツ グループは、国が進めるデジタル田園都市構想を実現するため、新オフィス「MAEBASHI Social Innovation Hub」を前橋市に開設した。
同オフィスは、デロイト トーマツ初の地域イノベーション拠点。グループ法人7社が進出し、それぞれの専門性をつなげながら、地域密着型のサービスや取り組みを実施していくという。
具体的には、前橋市の地元企業や住民と協力した取り組みの活動基盤としての役割を果たすほか、多様な人材が前橋で活躍できるように育成機会の提供や雇用創出にも貢献。また、デロイト トーマツが有する国内外のネットワークを活用しながら、様々なセクターや多様な企業が連携する取り組みを、前橋を起点に行い、社会課題解決に通じるソーシャルイノベーションの創出を促進するとしている。
なお、これまで同社は前橋市において、総合計画策定や、スーパーシティのあり方についての対話、まちづくりに民間の資金供給を可能とするソーシャル・インパクト・ボンド組成のための助言支援に加え、スーパーシティ構想の実現に向けた先端的サービスの開発・構築などに関する実証調査業務「交通テック×脳テック」による交通事故リスク削減に関する実証調査の受託などを行ってきた。