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DXの次のパラダイムシフト「QX」

「スパコン×量子コン」が未来を拓く──東北大学小林教授に聞く、社会実装に欠かせない“適材適所”とは

第4回 ゲスト:東北大学 小林広明教授

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防災、素材開発「HPC×量子コン」の研究事例

蓮村:ドメインスペシフィック・コンピュータの1つとして量子コンピューティングも組み合わせたHPCでは、どのようなことが可能になるのでしょうか。現在進めていらっしゃる研究とあわせて教えてください。

小林:私たちが現在研究を進めているのが、リアルタイム津波浸水被害推計と、最適避難経路提示システムの開発です。前者は、地震発生後15~20分以内に津波の浸水被害情報を、自治体や政府の防災対策室が活用できることを目的としています。実際に2022年3月の福島県沖地震では、このシステムでシミュレーションした津波到達の情報を政府に送っています。 それを一段階進め、浸水被害の推計から避難誘導や救助・医療チームの配置など、人々に最適な動きを提示し誘導しようというのが後者のシステムです。

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この記事の著者

梶川 元貴(Biz/Zine編集部)(カジカワ ゲンキ)

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