KDDIと日本航空(JAL)は、ドローンの社会インフラ化に向け、1人の操縦者が複数のドローンを運航する「1対多運航」を実現する技術開発に共同で取り組むと発表した。
同取り組みは、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が推進するプロジェクト「次世代空モビリティの社会実装に向けた実現プロジェクト(Realization of Advanced Air Mobility Project:ReAMoプロジェクト)」における、「ドローンの1対多運航を実現する機体・システムの要素技術開発」に対してKDDIとJALが提案を行い、2022年8月9日に採択されたことを受けて実施するものだという。
具体的には、KDDIとKDDIスマートドローンが共同開発しているドローンの遠隔制御・自律飛行を実現する運航管理システムに、JAL持つ空の移動に関わる安全管理・運航管理などの航空運送事業のオペレーション・技術・知見を組み合わせ、ドローンの「1対多運航」を可能にする飛行制御システムの開発を推進。日本各地における実証を実施していくと述べている。