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創造的な人は何が違うのか―「大きなT」と「自律的モチベーション」

第7回

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「自律的モチベーション」が創造性を生み出す

 前述のエドワード・デシの研究成果は、全米ベストセラー『モチベーション3.0(原題: Drive!)』(ダニエル・ピンク著)の源となっており、その理論構築は「モチベーションに関する革命的な出来事」として紹介されているが、その「自己決定理論(Self-Determination Theory)」は、創造性を促進する「自律的モチベーション」について明らかにしている[5]。以下、「自律的モチベーション(autonomous motivation)」について紹介していきたい。

「内発‐外発」だけではなく「自律‐他律」、「総量」ではなく「タイプ」

 まず、モチベーションといえば、「内発的動機」「外発的動機」があまりにも有名であり、一般的には、「内発的動機」の方が、主体的な行動につながり、より質の高い活動をもたらすと思われているかもしれない。しかし、例えば、受験勉強などの「外発的」なものであっても、モチベーションを持ち続けて没頭し、高い成果を出す人もいるし、ビジネスにおいても、「外発的」なきっかけからのめり込み、クリエイティビティを発揮することも少なくないだろう。

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この記事の著者

安松 健(ヤスマツ ケン)

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