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デロイト トーマツ、患者の主観的評価を活用し製薬企業のビジネスプロセス改革を支援するサービスを開始

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 デロイト トーマツ グループ(以下、デロイト トーマツ)は、製薬企業を対象とし、患者中心の考え方をベースにしたビジネスプロセス改革支援サービスを提供開始する。

 同サービスでは、NTTコミュニケーションズが開発した患者からの主観的評価(PRO:Patient Reported Outcome)を取得するツール「SmartPRO」(参照:図表1)を活用。例えば、臨床試験の評価や診断におけるPROの収集・活用や、開発戦略の策定段階での市場規模の見積もりや疾病負荷の検討、臨床試験の計画段階での患者が参加しやすい試験デザインの検討などで、患者の経験データを用いることが想定されるという。

SmartPRO利用イメージ
[画像クリックで拡大表示]

 これらは、医療機関の協力が必須であり、医療機関にとっても医療現場で医師と患者のコミュニケーションのために活用されること(参照:図表2)を想定。患者から得られる第1次データを分析し仮説検証することで、当事者の満足度の高い製品開発や、ケアの提供につなげるビジネスプロセスの設計を支援するという。また、製薬企業や医療機関のバリューチェーンにおける様々な業務や活動が最終的な患者への付加価値にどのように貢献しているのかを整理し、業務内容やフローの見直し、そのためのITの活用なども含めて構想策定から実装までのEnd to Endのサービス提供も可能だとしている。

SmartPRO活用イメージ
[画像クリックで拡大表示]

 デロイト トーマツは今後、介護、疾病管理、予防医療などのヘルスケア領域や、希少疾患や慢性疾患など長期に渡る医師と患者とのコミュニケーションといった局面などでSmartPROにより取得したデータを活用。これにより、ビジネスプロセスの改革を後押しするという。

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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