Box CEOが語る「未来のワークスタイル」とその変化を担うもの 

Box Inc. CEO アーロン・レヴィ氏 「Box World Tour Tokyo 2015」 基調講演レポート

 6月17日、株式会社Box Japan主催で「Box World Tour Tokyo 2015」が開催された。基調講演として、トップバッターで登壇したのはBox Inc. 最高経営責任者であるアーロン・レヴィ氏だ。レヴィ氏が、「未来のワークスタイル:セキュリティ、コネクト、コラボレーション」というタイトルで、デジタル化が急速に進む環境のなか、企業がこれから備えるべきこと、新たなビジネスの潮流の中でBoxが仕掛ける最新サービスなどを紹介した。

[公開日]

[語り手] アーロン・レヴィ [取材・構成] 中岡 晃也 [編] BizZine編集部

[タグ] ビジネスモデル ワークスタイルIT クラウドコンピューティング

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IT界を席巻する若きCEOの語る「働き方の未来」

 音楽に合わせて、颯爽と駆けてステージに登壇したアーロン・レヴィ氏。世界的なIT企業のCEOとは思えない若々しい出で立ちだ。Box Inc.は10年目を迎えるが、レヴィ氏の年齢は若干30歳。8歳から起業に関心を持ち、高校生の時には15もの起業を行っている。その出で立ちとは裏腹に起業家としての経歴は十分なものだろう。

 Boxは、クラウド上でストレージサービスを提供する企業だ。デスクトップコンピュータ上で作成したドキュメントはクラウド上で共有され、出先ではラップトップやモバイルで見られたり、そこから変更を加えたり、仕事仲間と同じ文書を編集することができる。コラボレーションが容易にできるのだ。それも、他の企業が提供する同種サービスとは異なり、セッティングする際の専門家も不要だ。マニュアルに従えば、簡単にセッティングでき、料金も安い。

 現在ユーザー数は、3700万人以上。サービスを受ける企業および組織は47000以上。フォーチュン500社に選出される企業の51%がBoxを使っている。その躍進は凄まじい。

われわれの使命というのは、人々や組織、企業の働き方を変える、ということです。クラウドを使って、そして、モバイルを使って変革をしていきたいと思っています。

 講演当日は、Box World Tour 2015の最終日。世界中を回ってきたアーロン氏にとってツアー最後の地点が日本だ。現在、あらゆる業界でさまざまな働き方の変化が起こっている。だが、『世界中どこであれ、一つの共通項がある』とレヴィ氏は言う。それは何だろうか。そして、そこからどのような変化が生じているのだろうか。

 本記事では、レヴィ氏の眼を通してその変化を見ていこう。そして、最後にBoxがこれから展開していくサービスを紹介する。そこからは、「これから起こっていく変化の兆し」を見てとることができるだろう。

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