伊藤忠テクノソリューションズ(以下、CTC)とエル・ティー・エス(以下、LTS)は、最適化技術の分野で業務提携契約を締結した。
今回の業務提携に基づき、両社は共同で、情報収集から分析、意思判断までの業務プロセスを自動化するAIと最適化技術を活用して、顧客ごとのプラットフォームを構築。データの分析・予測から意思決定までを支援する最適化AIエンジンの開発に加え、業務分析や要件整理などの業務コンサルティング、企業ごとのエンジン作成のスキーム構築、保守・運用などのサービスを策定し提供するという。
顧客は、同プラットフォームを利用することにより、工場での生産計画、物流での配送計画、小売の店舗戦略などの様々な場面で、データと予測に基づいた適切な選択を行うことが可能に。業務の効率化や人為的なミスの防止、ビジネス拡大などにつなげられるとしている。
LTSは、企業の目的や機会に応じた業務分析や要件整理を担い、事業構造の整理・可視化、業務プロセス改善の立案や計画などを含めて支援。CTCは、最適化AIエンジンを含めたプラットフォーム開発の要件定義や実装、監視サービス、設定や操作のQAサポートなどを提供するという。