HRテック事業「ピアボーナスUnipos(以下、Unipos)」を提供するUniposは、コミュニティ「カルチャー共創本部」の発足を発表した。
2023年3月期決算から有価証券報告書内の人的資本開示が義務化される中、Uniposを通じて組織風土づくりに挑戦する人をバックアップするため、企業規模や業界の壁を越えて同じ取り組みを行う仲間との「つながり」を生む場の提供を開始したと述べている。
同社は、実際に企業が組織風土改革のプロジェクトに経営層や人事が想いを持って取り組む様子を、Uniposのサービス提供を通じてサポートしてきた。その中で、組織風土づくりには大きく以下2つの課題があることが分かったという。
- 情報不足:実際に組織風土改革が成功した事例などが広くシェアされていない
- 人脈不足:社外の人との接点がなく、同じ課題を持つ仲間とつながれず孤独感や閉塞感を覚えやすい
同社は、Unipos導入企業の中には実際に組織を変革させ、イノベーションが創出された事例や、組織課題を解決した実例も多くあるとし、その知見を持った人同士がつながれば、各企業が暗中模索になりがちだった組織風土づくりに、同じ挑戦を続ける人々同士が企業の壁を越えて推進できるようになると考えた。
この考えに基づいて発足したのが、Unipos導入企業向けのコミュニティとなるカルチャー共創本部だという。
今後、カルチャー共創本部は以下の活動に取り組んでいく予定だとしている。
【仲間と創る】組織風土改革に挑む企業同士でノウハウを共有し合える
- オンラインツール「commmune」を用いたコミュニケーションの場の提供
- 組織風土づくりの成功/失敗事例の共有
【未来を考える】組織づくりに必要な情報や機能開発のアイディア出しができる参加者限定のミートアップやイベントの開催
- Uniposのサービス開発や活用にコミュニティ全体でアイディアを出し合える