ヤマハ発動機は、ロボティクスの需要が伸長している東南アジア・インドでの事業拡大を目指し、シンガポールに新会社「Yamaha Robotics Solutions Asia」を設立した。
表面実装機や産業用ロボット分野において、横断的に事業展開するクロスセル活動をメーカー主導で行うことにより、東南アジア・インドでの新規顧客開拓とアフターサービスの提供を実現。また、代理店支援体制を強化するとともに、代理店網の拡充にも取り組むという。
新会社は今後、事務所や設備などの準備を行い、7月に稼働予定。顧客や代理店、競合の本社機能が集中しているシンガポールに会社を置くことにより、東南アジア・インドに生産拠点をシフトする顧客や大手グローバルアカウントの獲得を目指すとしている。