サイバーエージェントは、企業と消費者をつなぎ、デジタルサービスの事業戦略策定・開発・グロースを支援する組織として「DXダイレクトビジネスセンター」を2月に新設した。
消費者ニーズが激しく変化していく昨今、メーカー各社やサービス業では、製品やサービスの購買データなど、消費者に関するデータを自社で保有し、マーケティング活動や商品開発に活かすことが求められているという同社。
一方で、購買活動が多様化する中、消費者は、自分にあった購買体験を求めており、各社はその購買体験を制限することなく、自社の強みを活かしながら顧客起点での体験価値を向上することが必要になっているという。
そこで同センターでは、企業が消費者とダイレクトにつながっていくために必要な、事業戦略や事業計画の策定をはじめ、サービス戦略やUI/UX設計を重視したアプリやサイトなどの開発支援、データ利活用に向けた戦略設計・データ基盤構築から、サービスグロースに重要な追加機能開発まで一気通貫で支援するとしている。
また、同センターは、顧客起点のデジタルサービス開発や、マーケティング実行の経験を持つDXコンサルタントやデータアナリストが所属する100名体制の組織であり、今後も体制を強化していくという。