IoT時代は、分析処理もリアルタイムへ
こうした「エッジからの入力」が急激に進む中、ビッグデータ分析やクラウドコンピューティングの世界も大きく仕組みが変わってきているという。
ビッグデータ分析では、これまでは基本的にはバッチ処理が主流でした。IoTになってくると、デバイスからのデータがシームレスにシステムに送られ、即座に解析した結果を戻さなければいけない。体温や心拍、動きなどをリアルタイムに解析して、デバイスに対してメッセージを送る。 こうなってくると、アーキテクチャ的には、リアルタイムの処理に移行してくるのです。ストリーミング分析やSparkという新しい高速処理テクノロジーがすごく盛り上がっています。
カスタマーエクスペリエンス志向の開発を
身近なデバイスからデータが収集され、それらを高速かつリアルタイムにユーザーに返すことで、新しいサービスを提供する。こうしたIoTのサービスのためには、エンジニアリングの方法論が必要とされる。