バンダイ、BANDAI SPIRITSは、両社の企業スローガンである「夢・クリエイション」を未来につなぐサステナビリティプロジェクト『未来・クリエイション』を発足すると発表した。
社員から役員まで一人ひとりが日々の業務の中で、より当事者意識を強く持ってサステナビリティに向き合っていくことが重要であると考え、新たに全社体制で取り組む3つの目標を設定。それを「会社」「部門」「役員・ 社員」に分けて、各々が役割を達成することを目指すプロジェクトだという。
また、同プロジェクトの特設ページをバンダイの公式サイト内に立ち上げるとしている。この特設ページのキャッチコピーは「イイナ・サステナ」。取り組みの実施において、子どもをはじめとした顧客から「バンダイ・BANDAI SPIRITSのサステナブルっていいな」と思ってもらえるように、会社一丸となって推進していくと述べている。
未来・クリエイションの3つの目標は、「トイホビー事業拠点のCO2排出量15%削減」「安全安心の商品・サービスの提供」「未来を担う子どもたちに向けた教育・体験価値の提供」。これらを実現するために、会社/部門/役員・社員のレイヤーに分けて、それぞれがやること・できることを定めているという。
役員・社員がやること・できること
- 役員・全社員「未来・クリエイション宣言」の実行:一人ひとりがCO2排出量削減に向け、業務を通じた取り組みやライフスタイルを見直し、できることから主体的に行動
- 適切な空調の温度設定:夏季28℃、冬季20℃を目安に温度設定
- フロアの照明をこまめに消灯:フロア内で使用していないスペースは消灯
会社がやること・できること
- 省エネ型機器の導入
- 太陽光パネル設置
- 独自の品質基準の改善継続
- 知的財産の保護・模倣品対策継続
- キッザニア東京にパビリオンを出展
- 「トーマス・エジソン特別展」公開
- 災害時こども応援活動
部門がやること・できること
- モノづくりにおける資源の使用量削減
- 環境に配慮した素材の使用拡大
- リサイクルスキームの構築・拡大
- 独自の品質基準の厳守継続
- 知的財産の適切な活用
- 事業を活かした教育・体験価値の提供