SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

Biz/Zineセミナーレポート

スティーブ・ブランク氏が語る、顧客開発モデル

来日講演レポート・前編「事業創造3つのポイント」

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket

イノベーションを起こす3つのポイント

スティーブン・G・ブランク ▲ スティーブン・G・ブランク氏 新事業を科学的アプローチで実践する「顧客開発モデル」を体系化したスティーブン・G・ブランク氏は、シリコンバレーで8社のハイテク関連のスタートアップ企業に従事し、1996年エピファニー社(企業向けマーケティング用ソフトウェア)を自宅で設立し、99年に引退。
 以後、スタンフォードなど複数の大学にてアントレプレナーシップについて教鞭をとり、顧客開発モデルの実践プログラム「リーンローンチパッド」を開発した。
 顧客開発モデルは、邦訳著書の『アントレプレナーの教科書』『スタートアップ・マニュアル』(翔泳社)に詳しく記されている。またブランク氏は、サンノゼマーキュリー誌によりシリコンバレーのインフルエンサー10傑の一人として選ばれている。

 新事業を科学的アプローチで実践する「顧客開発モデル」を体系化したスティーブン・G・ブランク氏は、シリコンバレーで8社のハイテク関連のスタートアップ企業に従事し、1996年エピファニー社(企業向けマーケティング用ソフトウェア)を自宅で設立し、99年に引退。以後、スタンフォードなど複数の大学にてアントレプレナーシップについて教鞭をとり、顧客開発モデルの実践プログラム「リーンローンチパッド」を開発した。顧客開発モデルは、邦訳著書の『アントレプレナーの教科書』『スタートアップ・マニュアル』(翔泳社)に詳しく記されている。またブランク氏は、サンノゼマーキュリー誌によりシリコンバレーのインフルエンサー10傑の一人として選ばれている。

 本カンファレンスの『顧客開発モデル-新規事業立ち上げの最新手法と実践プログラム・リーンローンチパッド』と題された同氏の特別講演の内容を紹介したい。

 顧客開発モデルは、最近注目されている「リーン・スタートアップ」の考え方にも大きな影響を与えており、独立したベンチャー企業だけでなく大企業の社内ベンチャーにも適用できるものだ。本講演では、大企業での事業創造に注目して話が進められた。

 ブランク氏は、「今まで50年やってきたやり方は間違いだった」と指摘し、新たに分かってきたこととして、

  1. 新たな企業戦略の考え方
  2. 社内でイノベーション起こす方法
  3. プロダクト開発で失敗を減らす方法

 の3つをあげた。

次のページ
1:新たな企業戦略の考え方

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
Biz/Zineセミナーレポート連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

本荘 修二(ホンジョウ シュウジ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング