サイバーエージェントは、商品が自ら動いて販促活動を行う「自己推薦ロボット」の実用化に向け、近商ストアが運営するハーベスLINKS UMEDA店の店舗内において、同ロボットの販売促進に関する実証実験を開始する。
サイバーエージェントは、2021年から、販売促進や商品認知につながる新しい販促手法になり得る同ロボットに関して複数の実証実験を行っており、その効果と有効性を確認してきた。
実際にこれまで行った実験では、来店客の商品への興味関心を高める効果が確認でき、来店客の立ち止まり率が2.14倍、販売率が6.67倍増加した事例や、棚前の滞在時間が1.22倍、商品の手に取り率が1.81倍、販売率が2.37倍に増加した事例があるという。
今回の実証実験では、同ロボットが長期間にわたり商品を入れ替えながら推薦を行うことが、これまでの有効性に加えさらなる販促につながるかどうか、効果の継続性を検証。実証を通し、店舗内販促の新たな手法として同ロボットを確立することで、実用化を目指していくとしている。
実証実験の概要は、以下のとおり。
- 内容:多様な商品における自己推薦ロボットの長時間の効果継続性を調査
- 場所:大阪府大阪市北区大深町1番1 LINKS UMEDA 地下1階 ハーベスLINKS UMEDA店
- 期間:2023年4月24日~7月末頃 11:00~19:00(予定)※日程やロボットの動作時間は変化する可能性あり