SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

経営戦略としてのCVC

大企業がスタートアップへの投資で期待する「戦略シナジー」とは──既存事業と新規事業における14の狙い

第2回

  • Facebook
  • X
  • Pocket

戦略シナジーを分類する

 戦略シナジーの中身は各社ユニークではありますが、内容をパターン化した分類は可能だと私は考えています。FIRST CVCが実施した「Japan CVC Survey 2022」では、企業が求める戦略シナジーの中身を細目にわけて調査しています。ここからは、そのデータも踏まえながら戦略シナジーの経営上の価値を整理してみましょう。

 戦略シナジーに求められる価値を大きく2つに分類すると、「主力事業の強化」を狙ったものと「新規事業の創出」を目指すものにわけられます。前者は、大企業がこれまでやってきた本業そのものをさらに強くするため、スタートアップの成長力を活用するという考え方です。後者は、成功した本業があるからこそ新領域に踏み出すことが難しくなるというイノベーターのジレンマの突破を目指すため、スタートアップの新しい発想を取り入れるものです。

会員登録無料すると、続きをお読みいただけます

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
経営戦略としてのCVC連載記事一覧
この記事の著者

山田 一慶(やまだ かずよし)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • Facebook
  • X
  • Pocket

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング