SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

Biz/Zineセミナーレポート

スタートアップが陥るIRの課題──経産省『IRガイダンス』作成者たちが語る、投資家像を見誤らない開示

経済産業省『上場・未上場スタートアップのIR・開示に関するガイダンス』説明会

  • Facebook
  • X
  • Pocket

日本でM&A件数をもっと増やすためには? IR・開示との関係性

長谷川:我々経産省がもう一つ大きな課題だと感じているのは、M&Aについてです。日本ではエグジットの手段として、7~8割のスタートアップがIPOに偏重してしまっています。企業の成長手段として、M&Aはもっと日本でも浸透してよいのではないでしょうか。M&Aを上手に繰り返していきながら成長を遂げている企業もいらっしゃいます。マネーフォワードが良い事例ですね。

【引用】経済産業省『上場・未上場スタートアップのIR・開示に関するガイダンス』P.60
【引用】経済産業省『上場・未上場スタートアップのIR・開示に関するガイダンス』P.60
[画像クリックで拡大表示]

 なぜM&Aが避けられがちなのか。M&Aを行うと、貸借対照表に「のれん(譲渡企業の時価と実際の買収価格の差額)」という項目が計上され、企業は定期的に費用計上を行う必要があります。この費用計上の額が大きいと経常利益が下がってしまうため、外部からは一見ネガティブな印象を持たれやすいのです。これを恐れて、皆さんM&Aに慎重になるんですよね。

会員登録無料すると、続きをお読みいただけます

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
関連リンク
Biz/Zineセミナーレポート連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

名須川 楓太(Biz/Zine編集部)(ナスカワ フウタ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • Facebook
  • X
  • Pocket

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング