丸紅は、仙台市水道局が公募した「水道管路アセットマネジメント検討業務委託」の受託者として選定され、同市が保有する水道管路の老朽度や想定使用年数を評価し、今後の管路更新計画の立案をサポートする。
同案件は、丸紅の完全子会社であるポルトガルの上下水道事業会社AGS-Administração e Gestão de Sistemas de SalubridadeのAI・機械学習を用いた管路更新最適化サービス「infrawise(インフラワイズ)」を活用して実施するもの。水道管1本1本に対して想定使用年数を評価し、その評価結果に基づいた長期的な管路更新需要や管路更新事業効果を分析するという。
AI・機械学習により水道管路の老朽度を評価し、管路更新計画に活用することで、単純に古い順に更新する場合と比べて2倍以上の水道管路の破損回避が期待されるとしている。
丸紅は今後も、日本で課題となる水道管路の適切な更新サポートをはじめ、持続可能な水道事業の運営に貢献していくという。