出光興産は、レノバ、長瀬産業、SMFLみらいパートナーズと共同出資を行い、姫路蓄電所を設立し、系統用蓄電池事業に参入すると発表した。同蓄電所の事業運転開始は2025年10月を予定しているという。
同事業では、出光興産の兵庫製油所跡地内に送配電ネットワークへ直接接続する蓄電池システムを設置。時間帯に応じて電力を充放電することで、電力需給バランスの調整に寄与するとしている。
出光興産は今後、これまで培った電力・再生可能エネルギー事業のノウハウや人材を活用するとともに、系統用蓄電池を活用した電力事業における収益モデルの確立を目指す。また、将来の地産地消エネルギーシステム実現を見据えて取り組んでいくという。