大和証券グループ本社とpafinは、Web3.0関連ビジネスにおける事業推進に向けた業務提携の検討を開始することに合意。業務提携に先行して、大和証券グループ本社はpafinが実施した第三者割当増資を引き受けることを決定した。
大和証券グループ本社は、同社子会社の大和証券において、ブロックチェーン技術を活用したデジタル証券であるセキュリティトークンを2022年2月に事業化。2018年に設立したグループ会社であるFintertechにおいては、暗号資産担保ローンを2020年3月より提供している。
一方、pafinは、2017年12月に暗号資産の損益計算サービス「クリプタクト」をリリース。2023年6月には、Web3.0の家計簿サービス「defitact」をリリースするなど、Web3.0における課題解決に取り組んでいるという。
両社は今後、大和証券グループ本社の金融ノウハウとpafinのWeb3.0に関わる技術力を融合し、それぞれが展開する事業における協業や、Web3.0領域での事業の共同開発などの連携を推進するとしている。