みずほフィナンシャルグループ(以下、みずほFG)は、韓国の金融グループである新韓金融(以下、新韓FG)と、日本・韓国におけるスタートアップ企業の発掘、成長支援、両国への海外進出サポートなど、スタートアップ分野での業務協力を目的とした業務協力協定を締結した。
2006年には、みずほ銀行とみずほ証券が、新韓FG傘下会社である新韓銀行、新韓投資證券との間で法人取引での連携を目的とした業務協力協定を締結。2017年には、提携関係を持株会社レベルへ拡大し、みずほFGが新韓FGと包括的業務協力協定を締結したことで、銀行・信託・証券をはじめとした両社傘下会社間の様々な分野において、業務協力を行ってきたという。
また、みずほは、「M’s Salon」におけるイベント開催、ビジネスマッチング、資金調達、経営指導などの各種支援や、スタートアップ企業の事業内容や成長性について分析を実施。最適な資金供給を可能にする審査専門部署「イノベーション審査室」の設置など、スタートアップ分野における支援体制を構築してきたとしている。
同協定を契機に、日韓におけるスタートアップ企業の発掘、投資家や大企業との交流促進や成長ステージに応じた金融サービスの提供を通じた成長支援を行うことで、日韓両国の社会的変革を支援するという。