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KDDI、企業のカーボンニュートラル実現を支援するソリューション提供へ CO2排出量の可視化など

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 KDDIは、法人顧客向けに、企業のカーボンニュートラル実現を支援する「KDDI Green Digital Solution」を10月31日から提供開始する。同ソリューションにより、CO2排出量の可視化や情報開示のレポート作成、CO2排出量削減に寄与する戦略策定が可能になるという。

 また同社は、CO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービス「アスエネ」を提供するアスエネ、サステナビリティ経営への移行と変革を支援するKPMGコンサルティング(以下、KPMG)および戦略×デジタルで成果を生み出すコンサルティングを提供するグロービングの各社とサービス内容に応じた業務提携を実施。KDDIは、同ソリューションと各社との連携により、法人顧客がカーボンニュートラルを実現するために必要なプロセスを課題や状況に合わせて支援していくとしている。

同ソリューションのイメージ
同ソリューションのイメージ

 法人顧客のカーボンニュートラル実現に向けたプロセスは以下のとおり。

1. CO2排出量の可視化

 アスエネを提供することにより、企業活動全体を通して排出されるCO2排出量を数値化する。CO2排出量算出業務を効率化し、結果分析、レポート作成を支援するという。

「アスエネ」サービスイメージ
「アスエネ」サービスイメージ

2. CO2排出量削減計画を立案

 KPMG、グロービングとの提携により、業界動向収集や全体戦略立案のほか、新規事業の検討など、顧客のニーズに合わせたコンサルティングを提供するとしている。

3. CO2排出量削減を実行

 ICT、DXを活用したCO2排出量の削減ソリューションを顧客のニーズに合わせて提案。開始当初は以下の4つをラインアップし、今後拡充を行うという。

  • グリーンICT:KDDIは、同社が提供する法人サービスについてCO2排出量の削減と情報開示を進めることで、顧客のサプライチェーン全体におけるCO2排出量であるScope3の削減目標の設定や削減状況の把握・情報開示に貢献。今後はインターネットサービスやネットワークサービスのCO2排出量削減と情報開示を行う予定
  • グリーンDX:CO2排出量の可視化から見えてきた結果に対して、効果的なDXソリューションを提供。例えば、工場など施設内の各センサーでデータを自動収集し、各棟、ラインなど消費電力の多い設備の電力量を可視化・数値化する。無駄な電力の使用を特定することで具体的な削減対策の実行を可能にする
  • 再生エネルギー・グリーン電力:同ソリューションを通じて、auでんきの再エネメニューを提案。また、日中使用する電力を再エネ化し、電力価格の安定化を支援するオンサイトPPAにて、顧客の脱炭素目標の達成を支援
  • LED/オフィス製品:オフィスでの消費電力を削減可能なLED照明やCO2排出量を削減したオフィス什器を提案

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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