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Biz/Zineセミナーレポート (AD)

「データ×デザイン」による新規事業開発アプローチ──海外での新規事業を成功に導く、理想的なチームとは

AEON MALL INDONESIA 平田香織氏、NTT DATA Indonesia 山本錦弥氏、フォーデジット 末成武大氏

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 新規事業の創出において重要な役割を果たす、データとデザイン。その二つを活用することで、不確実性のつきまとう新規事業を、常にベストな方法を模索しながら進めることができる。では、実際のプロジェクトではデータとデザインをどのように組み合わせ、どのように活用すればよいのだろうか。10月18日にオンライン開催された「Biz/Zine Day 2023 Autumn」では、「新規ビジネス創出におけるデータ×デザインの活用」と題するセッションが行われた。登壇者は、デザイン&テックカンパニーである株式会社フォーデジット取締役COOの末成武大氏、イオンモール株式会社のインドネシア現地法人であるPT AEON MALL INDONESIAの平田香織氏、さらにNTTデータグループのインドネシア現地法人・PT. NTT DATA Indonesiaの山本錦弥氏の3名だ。現在、登壇者が所属する3社はイオンモールのインドネシアにおける企業としての方向性、既存事業での顧客獲得、新規事業立ち上げといった3つのプロジェクトを発足し、共創体制を敷いている。そのなかでは、フォーデジットが提供するデザインのアプローチと、NTTデータの強みであるデータ活用が大きな力を発揮しているという。セッションでは、そのプロセスや取り組み事例などが披露された。本稿では、実践的な学びが得られるセッションの模様をお届けする。

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「ビジネス×デザイン×テクノロジー」の知見による共創で新規事業を推進する

 セッション冒頭、3社が共創に至った経緯が説明された。日本国内で数多くのショッピングモールを手がける「イオンモール」は、現在、中国、インドネシア、ベトナム、カンボジアなどにも事業を展開。近年、各地域で勃興している中間所得層の取り込み、アジア圏での事業拡大を目指している。

 登壇者の一人である平田香織氏が所属するイオンモールインドネシアは、2015年に事業を開始。2021年には大型リニューアルを実施するなど、現地の市場を着実に開拓してきた。しかし、順調な成長を遂げながらも、平田氏らはいくつかの課題に頭を悩ませていたという。

「事業は着実に成長していましたが、私たちがインドネシアにおいてあるべき姿や提供すべき価値といった本質的な部分が、コロナなど不確実な状況下が続いたことで不明瞭になっていました。また、2022年6月には、新規事業部が発足していましたが、新たなビジネスの方向性を見出せずにいました」(平田氏)

平田香織
PT AEON MALL INDONESIA New Business Development Department / Senior General Manager 平田香織氏

 さらに、平田氏は組織面でも課題を感じていたと話す。開業から数年が経過し、ナショナルスタッフが管理職に就くケースも増えてきていた。そのため今後は、組織としてのあるべき姿を日本からの駐在員だけでなくナショナルスタッフと共に定めるプロセスが必要だと感じていた。

 こうしたなかで、イオンモールインドネシアはNTTデータインドネシアに共創を依頼。NTTデータインドネシアは、2年ほど前からコンサルティングによるアプローチからITビジネスにつなげるビジネスモデルで築いてきている。しかし、あるべき姿や提供価値を描き出すにはデザインアプローチも必要だと考え、「NTTデータ」と資本関係にある「フォーデジット」の参画が決定。3社による共創体制が築かれた。

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データで浮き彫りになった「インドネシアの市場環境」と「新規事業開発のヒント」

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この記事の著者

島袋 龍太(シマブクロ リュウタ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:株式会社フォーデジット

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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