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JTBと商船三井クルーズ、クルーズ商品開発や訪日インバウンド強化などに向けて連携協定を締結

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 JTBと商船三井クルーズは、クルーズマーケット拡大に向けた連携協定を締結。その第1弾として、商船三井クルーズが運航するスモールラグジュアリークルーズ船「MITSUI OCEAN FUJI」を全船チャーターし、「JTB南米ワールドクルーズ91日間」を実施する。

 両社はこれまでも、商船三井クルーズ保有の「にっぽん丸」チャーター事業や北海道・九州・沖縄への国内版フライ&クルーズ「飛んでクルーズシリーズ」の協業商品開発などを行ってきた。今回、クルーズマーケット拡大に向け、同連携協定を締結するに至ったという。両社での主な取り組み内容は以下のとおり。

新たなクルーズ体験価値の提供

  • 寄港地観光:現在は寄港地をバスで巡る団体型エクスカーションが中心となっている寄港地観光を、JTB BÓKUNを活用した24時間対応可能な予約・決済サービスを通じて新たな体験価値を提供。地域貢献につなげていく
  • アドベンチャークルーズの開発:にっぽん丸、MITSUI OCEAN FUJIのスモールラグジュアリークルーズ船としての特性を活かし、大型クルーズ船では入港できない離島やその島内を楽しむことができるアドベンチャークルーズの開発に取り組む

新たなクルーズマーケットの掘り起こし

  • 訪日インバウンド強化:香港・台湾・シンガポール・タイからの訪日インバウンド強化に向けて、JTBの海外拠点ネットワークを活用。市場ニーズの把握や現地でのプロモーションを行うとともに、販売レップ機能も含めたワンストップサービスを担うことで活発化している訪日旅行需要に対し、新たな切り口でクルーズの提案を行う
  • クルーズ商品開発:クルーズ、旅を通じ、日本はもとより世界の人々へ豊かさと生活の質の向上を体感できる商品を共同開発。ワーケーションやサブスクリプションなどを取り入れたプランによる新たな個人需要の創出に加え、企業におけるMICEでの活用促進による新たな法人需要の創出に取り組む

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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