とにかく実践を! パーパス経営を前に進めよう
澤:最後に、パーパス浸透や運用改善を前に進めるために、経営や人事のトップはどうあればよいのか。名和先生のメッセージをいただいてもよろしいですか。
名和:散々ここまでの話にも出てきましたが、パーパスというのは将来の企業を作るためのものです。ですから、何よりもまずは実践してみようというマインドを持つことが大切です。何もせず座学ばかりに打ち込むのではなく、実践から学んでいくことでしか得られないノウハウやプラクティスがありますからね。こうした学習と脱学習を繰り返すことで、皆さんの会社もきっと進化していくのではないでしょうか。