2026年5月14日、七十七リサーチ&コンサルティング(77R&C)とRelicは、地域企業に対する新規事業開発支援を目的に業務提携を開始したと発表した。両社は東北発の新たな事業・産業創出と、地域経済の持続的成長を目指す。

提携の背景には、東北地域で進行する人口減少や産業構造の変化がある。これにより、地域企業は既存事業の枠を超えた新たな成長機会の模索が活発になっている。しかし、新規事業開発の推進には専門的な知見や継続的な支援が不可欠であり、これが大きな課題となっている。
77R&Cは、七十七銀行グループの一員として2,600社超の会員向けに情報提供やセミナー、自治体向け調査・コンサルティングなどを展開。地域産業の発展を長年支援してきた。Relicは、過去5,000社以上の日本企業の新規事業開発を支援した実績を持ち、ビジネス・テクノロジー・クリエイティブの社内体制を活用した事業創出支援に強みを持つ。
両社は、77R&Cの地域密着型ネットワークとRelicの新規事業創出ノウハウ・実行支援力の融合により、地域企業のあらゆるフェーズに応じた総合的支援体制を実現できると判断し、今回の提携に至った。
今後の取組みの中心は、構想段階から事業化・成長まで一貫して伴走する「伴走支援サービス」の提供である。企業ごとの事業段階や課題に合わせた個別最適なサポートを行う方針だ。また、新規事業開発の実践知を地域企業の担当者へ広く届けるため、セミナーやワークショップも随時開催する。これにより、現場担当者が実践的な知識やスキルを獲得し、自社での新規事業推進の第一歩を踏み出す機会を広げる。
両社は、今回の業務提携を通じて人材育成からアイデア創出、事業化・成長までを一体でサポートする、地域密着型の新規事業開発エコシステムの構築を目指す。今後も連携を深め、東北発の新たな事業・産業が継続して生まれ続ける地域経済の実現に寄与していくとしている。
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