ストックマークは2026年5月18日、同社の生成AIサービスについて新たなブランドプロミス「シゴトを楽しくするAI」を策定したと発表した。近年、生成AI活用による業務効率の向上が進む一方で、「AIで効率化したのに仕事の達成感が減った」「AIの出力を確認するだけで疲弊する」など現場に広がる“AI疲れ”を問題視し、同社は本質的な業務の価値と楽しさに着目したという。

ストックマークは創業10年の実績を背景に、単なる作業の高速化ではなく「人が夢中になれる仕事」へ業務そのものを再設計する方針を明確にした。ビジネスの原点に立ち返り、ものづくりの熱狂や企画・営業・生産など各職種に見られる創造性と没頭を価値創出の核と定義。これを因数分解し、「安心」「効率」「拡張」「革新」「共創」の5つの要素が最大化される状態こそが“仕事が楽しい”とした。

同社の提唱する新たな行動原理「AI Code」は、
①安心(AI for Governance)――安全設計で情報漏洩や誤った出力を抑制
②効率(AI for Optimize)――日常の探す・まとめる・報告を自動化し考える時間を創出
③拡張(AI for Externalization)――暗黙知が蓄積され業務の質が向上
④革新(AI for Innovation)――生まれた時間と自信で新たな挑戦を促進
⑤共創(AI for Co-creation)――学びが組織知となり部門や個人を越えた共創を実現
これら5要素が循環すると、組織内で没頭する瞬間が増え、成果にもつながるとする。
また、AIの“後付け”ではなく、業務プロセス自体をAI前提で再設計する「AI BPR(AI-driven Business Process Re-engineering)」を掲げ、人が価値創造に専念できる環境の構築を目指している。代表取締役CEO林達は、「AI導入で確認作業ばかりが増える状況を打破し、業務プロセスを根本から創り直す『AI BPR』を提唱する」とコメントしている。
新ブランドプロミス策定を記念し、5月26日に「AIは“使う”から“働く”―AI BPRで変わる、次世代の業務と組織のつくり方」と題したオンラインセミナーも開催予定。具体的な事例を交え、AIと人が共創する次世代業務・組織について解説する。
ストックマークは「価値創造の仕組みを再発明し、人類を前進させる」をミッションに掲げ、製造業向けAIエージェント「Aconnect」やデータ活用サービス「SAT」などを提供。独自の国産生成AI基盤開発とあわせ、企業の変革を支援している。
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