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日清オイリオグループ、「統合報告書2026」公開 「第二の創業」への構造改革と中期経営計画の進捗開示

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 日清オイリオグループは、中長期的な価値創造ストーリーや財務・非財務情報をまとめた「統合報告書2026」を公開した。

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 本報告書では、「第二の創業」の決意のもとで推進する国内油脂・油糧事業の構造改革や、中期経営計画「Value UpX(バリューアップクロス)」に基づく成長戦略、資本収益性(ROIC/ROE)向上に向けた取り組みなどを詳細に開示している。

中期経営計画「Value UpX」と2028年度経営目標

 同社は長期ビジョン「日清オイリオグループビジョン2030」の実現に向け、2025年度より中期経営計画「Value UpX」を推進している。不確実性の高まる事業環境下において、資本収益性を軸とした経営への転換と成長投資の好循環を図り、以下の経営目標を掲げている。

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  • 営業利益:280億円
  • ROE(自己資本利益率):8.0%以上
  • ROIC(投下資本利益率):6.0%以上

「統合報告書2026」の主なポイント

1:「第二の創業」に向けた三位一体の構造改革

 国内油脂・油糧事業において、従来の「プロダクトアウト」から生活者・市場視点の「マーケットイン」への思考転換を図る。営業スタイル変革を起点に、生産および物流プロセスの効率化・高度化を連動させた「三位一体の改革」を推進する。

2:イノベーション創出を仕組み化する「3つの掛け算」

 BtoB事業などにおける成長エンジンとして、「マーケットイン(顧客理解・市場分析)」×「テクノロジーアウト(技術力・研究開発)」×「サプライチェーン(確実な価値伝達)」を掛け合わせた価値共創モデルを展開。チョコレート用油脂(CBE)の供給能力拡大や、ファインケミカル(化粧品油剤)のグローバル展開加速などの“勝ち筋”を示している。

3:資本収益性向上と財務・投資戦略

 ROICマネジメントの高度化、事業別ROIC管理の定着、運転資本の最適化を推進。計画期間中に総額900億円規模の成長・強靭化投資を実行するとともに、PBR1倍割れの早期解消に向けた資本効率改善とIR対話の強化に取り組む。

4. サステナビリティ・ESGの取り組み

 パーム油などの持続可能な原料調達(トレーサビリティ向上)や、水素混焼型コージェネレーションシステムの導入などによる脱炭素化推進(2030年Scope1・2の50%削減目標)、国内初となる「油付きPETボトルの水平リサイクル」などの成果を報告している。

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