川崎重工は、韓一現代セメントの寧越(Yeongwol)工場向けに、セメント排熱発電設備を受注した。本設備は、日産5,800トンのセメント製造設備2系列に設置され、出力は約22.6MWで、2022年11月の引き渡しを予定している。
今回受注した設備は、セメント排熱回収ボイラ、復水式蒸気タービン、発電機などで構成され、セメント製造の焼成工程において発生する排ガスの熱を回収して、高効率な発電をおこなうという。
川崎重工は、設備全体のエンジニアリング、セメント排熱回収ボイラや復水式蒸気タービン、制御設備などの供給、そして韓一現代セメントが所掌する機器の基本設計および工事・試運転の技術指導を担当するとしている。
設備の設置により、これまで利用されることなく大気中に放出されていた排ガスを有効活用して発電し、セメント工場全体の電力消費量の約30%を賄うという。また、化石燃料由来の電力使用量削減により、年間約10万トンのCO2排出削減を実現するとしている。
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