富士通ラーニングメディアとリカーシブは、AI技術を活用した人材育成や組織開発支援を強化するため、業務提携した。
同業務提携は、AIの研究開発およびサステナビリティに関連するソリューションの提供において実績を持つリカーシブと、人材育成・組織開発に関するノウハウを保持する富士通ラーニングメディアがタッグを組み、教育分野でのAI活用ソリューションの提供を目的としている。AI技術を活かしたリソースやコストを抑えた学習環境の提供、地域や所属などに左右されない均等な学習機会の提供、新たな学習管理サービスの提供を目指すという。
また、ファーストステップとしてAI技術を活用した学習支援ツールのPoCを実施。開発予定の学習支援ツールは、AIと1対1の質疑応答で他の学習者へ質問が共有されないため、心理的安全性が確保できるという価値を受講者側に提供し、対話型生成AIなどを活用して自ら学習する習慣づけができるといった効果も予測されるという。加えて、管理側は、同ツールの利用ログから、学習意欲が高い受講者・サポートの必要な受講者のリストアップが可能になるなど、新たな学習管理情報を提供できるとしている。