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オトを事業の核にした「成熟市場での成長」と「ベンチャーとの共創」――ヤマハの挑戦

第2回:ヤマハ株式会社 執行役員 小林 和徳 氏 / ニューバリュー推進室 室長 剣持 秀紀 氏

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「ヤマハイズムの拡張」と「ベンチャーの活用」は整合するか?

ヤマハの事業拡張マップ図2. ヤマハの事業拡張マップ

 ヤマハの進める事業拡張は、典型的な「日本企業の良さ」が活かせる定石であると考えてよい。
 図のようにヤマハの強みは総合/世界最大/専業である点にあり、根源的には日本企業が得意とする長期雇用/強い人的資源/企業文化/コンピテンシーに行きつく。実際、ヤマハが進めるグローバルM&Aは本業を補完する典型的な増収策であり、M&Aに伴って起こる企業文化の混乱が少ない。日本企業は国内M&Aを文化統合の点から苦手とするが、海を隔てると成功しやすい傾向がある。
 一方の国内では典型的なボトムアップ型開発をワイガヤで進め、自社の技術を昇華させるステージゲート法を用いている。これも長期雇用/人本主義の強い日本企業に典型的に見られる経営スタイルである。

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