コロナ禍を経て「大学城下町構想」の進化が加速する
大嶋:もう1つは、リモートでもいろいろなことができるという経験です。そうなると、大岡山キャンパスを中心に大学城下町を作るというのは少し時代遅れだという感覚になってきました。
大学同士がどんどんつながれば、アイデアの源泉は1ヶ所ではなく日本全国、あるいは世界中にあることになります。そのネットワークを源泉にスタートアップが生まれ、その情報を見えるようにすることで大企業も参加しやすくなる。このようなネットワーク型の「大学城下町構想2.0」を考えるようになりました。