コロナワクチン開発にみる「大学城下町構想」の価値
大嶋:大学と外部の機関がパートナーとなってオープンイノベーションに取り組むときに重要なのが、共通言語で喋るということです。i.schoolと大学、それぞれの教育プログラムを提供することで、学生をどういう人間に育てていきたいのか、それを共通の言語で議論できる場があると、互いのメリットを大きくできると思います。
例えばうちの大学の先生がしばらくi.schoolに行って経験を積むといったことができると、相互の理解が深まって共通言語での議論がしやすくなりそうですね。他の大学もしかりで、i.schoolがハブになってネットワークができるといいですよね。