SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

実践フェーズの人的資本経営

中央集権型の老舗企業を自律分散型組織へ変革する、カクイチ独自のカイゼン施策「タスク」とは?

後編

  • Facebook
  • X
  • Pocket

SlackとUniposなどのコミュニケーションツールが人選のヒントに

 1シーズンに30のテーマを作り、150人のメンバーを選び出すのは並大抵のことではない。しかも、メンバーは必ずしもエース級の人材というわけではない。「彼、彼女にこれをやらせたら伸びるだろう」という思惑で、新卒入社2年目の若手をリーダーに任命することもある。

「入社2年目で自分より年上の人をリードできるかというと難しいかもしれない。でも、そこは経験ですよね。『タスク』では、役職を持っていない人にリーダーをさせて、できるかどうか試してみたいんです。

 もちろん、重たい『タスク』の場合はこれはという社員を入れます。ただ、できる人を任命すると期待値が上がっちゃうじゃないですか。できれば期待値を下げる方向でメンバーを選びたいですね。そうすると予想外のことが起きるでしょう。チームワークが良いと各メンバーの足し算ではなく掛け算になるから、チームワークを見るのが一番大事です。各チームの評価はゴールの達成度だけでなくチームワークも加味します」(田中社長)

 肝になるのは人選だが、グループ全体で約600人いる従業員のスキルや伸びしろを把握するのに大いに役立っているのが、SlackとUniposだという。

会員登録無料すると、続きをお読みいただけます

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
実践フェーズの人的資本経営連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

やつづかえり(ヤツヅカエリ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • Facebook
  • X
  • Pocket

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング