社内のキャンプ好きがサポーターとなり、社内に浸透
──「Logbum Camp」という施策の以前と以後とで変化を感じますか?
佐藤:計画の機能はローンチされたばかりなので、顧客との接点という意味ではこれからです。ですが「SOMPO Park」を運営する側の意識は結構変わりました。これまで、コンテンツを見てもらうにはポイントというフックが必要だという意識がありました。でも今回は、サービスそのものの魅力でお客様を引っ張ってこようとしていますから、関わっているメンバーのモチベーションも上がっています。
久保倉:それに、損保ジャパン様の500人以上の皆さんがサポーターとして参加されていますよね。
──サポーターですか?
佐藤:はい。「Logbum Camp」をローンチするにあたって社内イントラ上で「キャンプやってる人、集まって」と呼びかけたんです。1週間で440人程集まって、どういうプロモーションをしたらいいかなど、かなり積極的な意見交換が始まりました。
──社内外へのインフルエンサーになってくれそうですね。
佐藤:はい。開発やプロモーションに関わってもらうことで、オウンドメディアの意義や本質も理解してもらいやすくなると思います。
福﨑:なぜ「SOMPO Park」や「Logbum Camp」をやるのか、そこをしっかり伝えた上で、損保ジャパンのデジタル戦略を共有し、現場の皆さんに役立つサービスにしていきたいですね。
──「Logbum Camp」の機能や企画のプロセスは、他にも展開できそうですね。
佐藤:我々のグループは、ウェルビーイング事業に力を入れており、次の柱にしていこうとしています。「SOMPO Park」も、年齢を問わず誰もがいきいきと過ごすために役立つ場にしていきたい。その際に、ユーザーの力を借りてサービスを拡大させていくUGCという形が応用できるかもしれません。
まずは「Logbum Camp」を成功させることが重要です。保険とは一見関係なさそうなサービスに踏み込むことで保険につながる好循環を生み出すことが分かれば、サービスの幅も広がっていくと思います。
──そうですね。今後のサービスの発展、楽しみにしております。
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