KDDI、アルティウスリンク、ELYZAは、業務の効率化やデータ分析を高度化する「コンタクトセンター業務特化型LLMアプリケーション」を開発し、アルティウスリンク提供のコンタクトセンター向けサービス「Altius ONE for Support」の標準機能として同LLMアプリを提供開始した。

　同LLMアプリの特徴は次のとおり。

業務に特化したLLMアプリで、業務負荷軽減・サービス品質向上

　業務従事者とともにLLMアプリの開発や実証実験を行い、オペレーションの業務負荷軽減に寄与するLLMアプリをラインアップしている。

　さらに、LLMアプリで応対履歴データを構造化し、データ分析の効率化・高度化に活用することで、サービス品質向上にも寄与するという。

2パターンの提供でスピーディーに導入可能

　同LLMアプリは、「標準アプリの提供」「顧客の業務要件に合わせたカスタマイズでの提供」の2パターンで展開。標準アプリの場合は、リードタイムなく提供可能で、カスタマイズを行う場合も数ヵ月程度の構築期間で導入が可能だという。

　また、プラットフォーム型のため、コンタクトセンターに必要なLLMアプリを企業の課題に応じて組み合わせたり、外部システムとの連携を可能にしたりするなどの活用もできる。

　なお、同LLMアプリにおける各社の役割と構想は次図のとおり。

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