ユーソナーは、自由なキーワードで企業の購買意欲をリアルタイムに特定し、ターゲット企業をリスト化できる「興味シグナル」と、AIを活用してターゲットリストを生成するAI拡張型インテントデータ生成サービス「興味サイン」を正式リリースした。
同サービスは、ユーソナーが保有する820万件の法人企業データベース「LBC」と企業の行動データを統合し、営業・マーケティングの効率と成果を向上させる次世代型ソリューション。これらのサービスは、同社が提供する経営戦略プラットフォーム「プランソナー」に実装されている。
新サービスの概要は次のとおり。
興味シグナル
任意に指定したキーワードに興味を持つ企業をリスト化する、インテントデータ生成サービス。
- キーワードベースのリスト生成:指定したキーワードに基づき、ウェブ行動データを解析し、潜在顧客を可視化
- LBCとの連携:企業属性データ(業種、売上規模、所在地など)を統合し、精度の高いリストを生成
- リアルタイム対応:直近の行動データを基に、商談化のタイミングを把握
興味サイン
興味シグナルで得たデータを地域IPやAIを活用して拡張した、ターゲットリスト生成サービス。
- AIを活用して地域・企業属性での絞り込み:AIを活用し、ウェブ行動履歴と企業属性を組み合わせて興味関心がある企業を推定
- 特許出願中の技術の採用:企業の固定IPアドレスやCookieに頼らない手法で、高精度な企業のインサイトを提供
IDoid
現在開発中の新サービス「IDoid」は、興味シグナルや興味サインをさらに強化し、アクセス元の詳細(本社、支店、工場や部署など)を特定する新しいソリューション。詳細は正式リリース時に発表予定だという。
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