Brazeは、同社が提供するカスタマーエンゲージメントプラットフォーム「Braze」を、トレーディングカード売買プラットフォーム「Clove」を展開するトラストハブが、顧客満足度の向上とビジネス拡大に向け、採用したと発表した。
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トラストハブが展開するCloveは2020年にサービスが開始され、「遊戯王」「ワンピース」「ポケモン」など、トレーディングカードの流通売買に関するさまざまな機能を提供するプラットフォーム。トレーディングカードはコレクション(希少性やデザイン)、ゲームプレイ(戦略や性能にあったカード)、そして投資(将来的な価値の上昇)といった異なる顧客のニーズに合わせたコミュニケーション戦略が必要だとしている。
Cloveは、顧客数とニーズの多様化に対する顧客エンゲージメントに課題を感じていたという。Brazeの選定理由は、マーケターがエンジニアの助けを借りることなく、独自に顧客体験を作り出せること、アプリやウェブ、LINEなどが統合環境で活用できること、そして海外展開にも対応できるインフラであることだとしている。
Brazeを導入することで、会員情報に基づく嗜好と傾向の把握を行いつつ、パーソナライズされた顧客体験を提供することで、満足度の向上とビジネス成長を両立させる予定とのことだ。
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