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東急電鉄のイントレプレナー加藤さんが取り組む「大企業 × ベンチャー」のカタチ

東京急行電鉄株式会社 事業計画部「東急アクセラレートプログラム」運営統括 加藤 由将 氏

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大きな成功ではなく、一つの小さな成功を積み上げること

佐宗:
 思いのほか、スタートは順調だったということですね。その後、すぐにベンチャーとの提携などに繋がっていったのでしょうか?

加藤:
 いやいや、ベンチャーと当グループ内のコラボレーションがすぐに始まったわけではありません。引き合わせて多少の興味は示してもらえたものの、何も始まらないことがほとんどでした。しかし、ひたすら社内営業をして回る中で、東急グループの中で一社、実際に動き出したものがありました。
 それは東急グループで不動産仲介からオフィスビル・賃貸住宅やレンタル収納、月極駐車場・コインパーキングの運営管理をしている東急ライフィアという不動産会社があり、ちょうど駐車場管理のシステム化が課題になっていました。そこに駐車場管理システムのプラットフォームをつくっているベンチャーのakippaさんを紹介してみると、「まさにシステム導入で困っていた」ということですぐにおつなぎしました。その紹介がきっかけとなり、akippaさんのシステムが一部で導入されるという嬉しい結果となりました。
 この件で、まずはベンチャーとグループ会社の両方の課題解決になることを、小さい一歩でもいいから分かりやすいロールモデルを作ることが重要だとわかりました。このF/Sによって、ベンチャーと東急グループのコラボレーションが実現可能であることがわかり、その先のプロジェクトに向けて自信が持てるようになりました。

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