サーキュレーションは、外部のプロとしてフリーランス・副業・起業で働く500名に対して、「プロ人材実態調査」を行った。
会社員として勤務していた時期と比較し、仕事に対する満足度は上昇
会社員として勤務していた時期と比較して仕事に関する満足度は、「非常に高まった」「高まった」が全体で31.6%、「下がった」「非常に下がった」が5%前後と、会社員として勤務していた時期よりも満足度が上昇する傾向にあると考えられる。
![[画像クリックで拡大]](http://bz-cdn.shoeisha.jp/static/images/article/11320/1.png)
時間単価が上昇すると「満足度が高まった」割合も上昇
時間単価と満足度の関係については、年収の上昇に合わせて「非常に満足」「満足」の割合も上昇。時間単価が5万円以上の層では、約半数が「非常に満足」「満足」を選択しており、報酬が満足度に与える影響が見られる。
![[画像クリックで拡大]](http://bz-cdn.shoeisha.jp/static/images/article/11320/2.png)
満足度が高まった理由は「自分のペースで仕事ができるから」
仕事に対する満足度が高い理由として、グループ別に比較すると、副業は「自分の専門知識を活かせるようになったから」(42.0%)、フリーランスおよび起業は「自分のペースで仕事ができるようになったから」(63.2%)がそれぞれ最も多い結果となり、副業は自身の専門性を活かせること、フリーランスおよび起業は働き方の自由度が、それぞれ満足度を与える原因となっている可能性が考えられる。
また、仕事に対する満足度が下がった理由として、最も大きな理由は「収入が不安定だから」が48.4%で約半数を占めた。
![[画像クリックで拡大]](http://bz-cdn.shoeisha.jp/static/images/article/11320/3.png)
フリーランス・副業人材サービスに対して期待すること
フリーランス・副業人材サービスに期待することとしては、いずれも「専門レベルに基づく適正な価格設定」への期待が最も高いことがわかった。
![[画像クリックで拡大]](http://bz-cdn.shoeisha.jp/static/images/article/11320/4.png)
調査概要
- 調査期間:2024年11月22日〜12月26日
- 調査方法:インターネット調査(エクスクリエによるパネル調査)
- 調査対象:特定領域の業務を、1年以内に副業・フリーランスとして・自身で起業した会社で受けたことのある人
- 有効回答数:500名(スクリーニング調査:7,202サンプル)
【関連記事】
・コーポレート部門における現状と、企業価値を創出する4つの戦略的課題──KPMGコンサルティング調査
・正社員不足の企業は53.4%、非正社員では30.6% 賃上げ見込みは約7割(帝国データバンク調査)
・LTS、人事関連法改正と人的資本経営を推進する総合的アプローチについて解説【3/11オンライン開催】