電通デジタルは、AIを活用したマーケティングソリューションブランド「∞AI(ムゲンエーアイ)」を大型アップデートし、社内での本格運用を開始すると発表した。

今回、デジタルマーケティングにおけるデータ分析のエージェント型ソリューション「∞AI Marketing Hub」内における4つのソリューションの開発と、デジタル広告の制作プロセスをAIにより効率化・最適化する「∞AI Ads」において、画像・動画生成、効果予測の精度向上およびフローの対話化のアップデートを行ったという。
![∞AIブランドの全体図[画像クリックで拡大]](http://bz-cdn.shoeisha.jp/static/images/article/11361/2.jpg)
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「∞AI Ads」のアップデートについて
- マルチモーダル生成AIの搭載:これまで活用してきた機械学習に加え、マルチモーダル生成AIを搭載し、効果の予測・改善サジェストの精度を向上。一般常識やマーケティング手法などを学習しているマルチモーダル生成AIを活用することで、企業の保有しているデータを加えるだけで対話形式での予測が出力可能
- 対話形式でのプランニング・施策実施:「∞AI MC Planning」で出力される広告配信におけるメディアプランニング、広告コピーの企画・効果予測の施策案を基に、対話形式で実際に配信するクリエイティブの生成やその効果予測・改善といったPDCAサイクルを実現
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