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iPS細胞を使った再生医療事業を立ち上げたニコン清田氏に聞く、新事業開発の源泉

第6回:株式会社ニコン マイクロスコープ・ソリューション事業部 ステムセル事業開発室長清田泰次郎氏

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失敗を乗り越える「好き」という原動力

津嶋:
 いい経験をするには失敗する経験も何度かあったかと思います。そこで大事なのは、いかにモチベーションを維持し続けるかだと思うんですが、清田さんのモチベーションの原点は何ですか?

清田:
 基本的に「好き」だからです。
 好きって言うのは、今やっていること、幹細胞だったり、再生医療だったり。キレイゴトになるかもしれませんが、世の中に貢献できる技術が提供できるというのは素晴らしいことなんですよね。すぐにそこまで行けないとは思うんですけど、その基礎となっていますから、非常に面白いことです。
 あと、人が好きなんですよ。人が好きで、そういう研究を通じて世の中に役に立ちたいっていうのがありますけど、人と仕事をして色々な事を吸収できるし、楽しく仕事ができるという事を楽しみでやっています。そこがモチベーションになっていますね。
 共同研究では、こちらがお金を出して大学の先生に研究してもらうんですけど、先生には結構無理なことを言うんですよ。「ここまでやってほしい。でも先生、ここまでやってくれればウチもこういう技術を提供するから、そうするともっと良い方向にいきますよ!」というようなWin—Winな関係をどう作っていくかということを考えながら。そういうのって先生のことが好きじゃないと出来ないですよね。「嫌だな」と思ってWin-Winの関係ってなかなか難しいです。

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