リセは、Sansanと資本業務提携したことを発表した。

同提携の背景
リセは、「争いのない『滑らかな』企業活動の実現」 をミッションに掲げ、主力事業であるAI契約書レビューサービス「LeCHECK(リチェック)」を提供している。
「LeCHECK」は、弁護士30名以上が監修し、精密に設計された高精度AI搭載の契約書レビューサービス。中堅・中小企業から東証プライム市場上場企業などの大手企業、法律事務所に導入され、企業法務や法律事務所の業務効率化と質の向上を支援しているという。
Sansanは、「出会いからイノベーションを生み出す」をミッションに、働き方を変えるDXサービスを提供している。特に契約データベース「Contract One(コントラクトワン)」 は、同社が長年培ってきた独自の技術。紙や電子などあらゆる契約書をデータ化し、契約の有効性や契約同士の複雑な関係を誰でも正確かつ俯瞰して捉えられる契約データベースを構築していると述べた。
同提携の内容
同提携を通じて両社の強みを生かし、中小企業から大企業まですべての企業により専門性と利便性の高いリーガルテックサービスを提供することを目的としているという。
第一弾として、リセが提供するAI契約書レビューサービス「LeCHECK」およびSansanが提供する契約データベース「Contract One」の販売パートナーシップを構築。連携した営業活動で市場展開していくとしている。
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