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AIエージェントの認知度は約9割/活用用途の最多回答は「データ分析」【テックタッチ調査】

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 テックタッチは、生成AIを業務で活用している大企業(従業員数1,000名以上)の会社員429名を対象に、大企業のAIエージェント活用に関する実態調査を実施した。

IT&製造業が約4割を占める

 勤め先の業種を尋ねたところ「ソフトウェア・情報サービス業」が19.8%と最も多く、次いで「製造業」が18.2%を占めた。

回答者の職種は「情シス」「営業」「人事」

 職種を質問したところ、21.4%が「情報システム」と回答。「営業」は18.6%で「人事」は16.1%だった。

AIエージェントの認知度は約9割

 「AIエージェント」の認知度を調べた結果「知っていて詳しく説明できる」と回答した人は28.4%に。33.8%が「知っていてなんとなく説明できる」と回答し「言葉だけなら聞いたことがある」と回答した人の割合は26.8%だった。

勤め先における浸透度合いはまちまち

 勤め先の会社におけるAIエージェントの浸透度合いを尋ねる質問では、22.1%の人が「30~50%未満が日常的に利用している」と回答。「50~80%未満が日常的に利用している」と回答した人は18.6%を占めた。

活用用途の最多回答は「データ分析」

 AIエージェントを自身の業務で「頻繁に活用している」「限られた業務範囲で活用している」「試験的に活用している」と回答した人に「どのような用途でAIエージェントを活用していますか」と質問したところ「データ分析・レポート作成(業界動向調査・市場分析含む)」が57.2%でトップ回答に。「文書作成・要約・校正(メール・レポート・議事録・プレゼン資料など)」が51.4%で2番目に多かった。

活用者の約9割が「課題を感じている」

 AIエージェントを「頻繁に活用している」「限られた業務範囲で活用している」「試験的に活用している」と回答した人に、活用上の課題の有無を尋ねたところ、約9割が課題を感じていた。

活用課題トップ3は?

 具体的な活用課題を質問すると、半数以上が「機密情報や個人情報の取り扱いが不安」と回答。「思ったような回答が得られない(46.3%)」「効果的な使い方・指示の出し方がわからない(41.6%)」などの回答も挙がった。

【調査概要】
名称:大企業のAIエージェント活用に関する実態調査
方法:IDEATECHが提供するリサーチデータマーケティング「リサピー」の企画によるインターネット調査
期間:2025年3月19日~同年3月20日
対象:生成AIを業務で活用している大企業(従業員数1,000名以上)の会社員429名
※合計を100%とするため、一部の数値について端数の処理を行っている。そのため、実際の計算値とは若干の差異が生じる場合がある

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