プレイドの社内起業組織である「STUDIO ZERO」は、営業現場のデジタル変革を加速する新サービス「.Sales(ドットセールス)」のβ版をリリースした。

現場の営業担当者の業務効率化と成果最大化を支援する同サービスは、顧客体験(CX)に根ざした独自のアプローチで、企業の営業活動を次のステージへ導くという。

「STUDIO ZERO」は、これまでにDX人材の育成や新規事業の開発支援、行政DXサービスなど多様な分野で実績を重ねてきた。SaaS事業を通じて培った豊富な営業およびマネジメントのノウハウを基盤に、企業の事業成長に直結する成果創出を目指す「伴走型営業変革支援プログラム」を展開してきたという。
このプログラムでは、実践現場での営業活動における戦略実行を支援するため、IT×SaaS分野で実績を上げたプロフェッショナルがナレッジシェアを実施。THE MODEL型組織の経験も生かしながら、成果に直結する営業体制構築のアドバイスを提供するとしている。


実際に各企業の現場へ入り込み、KPIを軸とした、具体的な施策の実行支援を通じ、内製化を促進するセールスイネーブルメントの構築にも取り組んでいるという。
「STUDIO ZERO」の伴走支援は、単なるコンサルティングにとどまらず、実際の営業メンバーとして現場での「実行を通じた」成果創出にコミットするという点が特徴。
営業成果の再現性向上を実現し、企業が主体的に成長戦略を実現できる環境作りに貢献し、ひいては産業全体の発展にも寄与することを目指していると述べた。

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