FRONTEOは、米国市場での本格的な事業展開に向け、米国コンサルティング企業であるQ Partners LLC(以下、Q Partners)と戦略的パートナー契約を締結した。

両社は、米国の大手ライフサイエンス企業や学術機関向けのコンサルティングで多数の実績を有している。FRONTEOは、Q Partnersのネットワークと知見を活用し、ライフサイエンスAI事業の米国市場展開の戦略構築を進め、実践していくという。
FRONTEOが自社開発している特化型AI「KIBIT(キビット)」は、独自の自然言語処理に強みを持ち、専門家との協働を前提として、教師データ量およびコンピューティングパワーに依存することなく、高速かつ高精度での解析が可能。特に、KIBITを活用した創薬支援サービス「FRONTEO Drug Discovery AI Factory(DDAIF)」は、仮説生成や標的探索において日本ではすでに実績を積んでいる。
FRONTEOは、DDAIFをはじめとするライフサイエンスAI事業の米国展開を加速させるとのことだ。
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