2026年6月1日、SBIネオメディアホールディングス、電通、電通デジタルの3社は、SBIグループ戦略「SBIネオメディア生態系」構築および新たな事業機会の創出を目的とした戦略的業務提携を締結した。

今回の提携は、広告・マーケティング、金融、AI、オンチェーンなど複数分野を横断する新規ビジネス機会の共創を目指すもので、3社は「共感」「信頼」「熱狂」といった価値観を軸に「感情経済圏構想」の実現を掲げている。
背景にはデジタル技術進展による消費者の情報接触・購買行動の変化や、金融・メディアサービスの多様化・高度化がある。加えて、パーソナライズされたデータ活用需要の高まりやデータプライバシー等の新課題も契機となった。
この提携でSBIネオメディアホールディングスが中核となり、電通の広告・マーケティング、クリエイティブ、制作領域、電通デジタルのデジタル・テクノロジー分野での強みを生かし、SBIグループが推進する生態系構築と事業化を加速する。
主な協業内容は以下の通り。
(1)地方創生モデルの構築:地域の新聞社、放送局、地域金融機関と連携し、地域経済活性化に貢献する。
(2)データ連携型マーケティングサービス開発:適切なプライバシー保護・法令遵守を前提に、国内電通グループの生活者データとSBIグループの金融トランザクションデータ等を活用した高度なマーケティングサービスを共同開発する。
(3)AIによる業務・精度向上:データを教師データとして活用し、マーケティングの精度向上や業務の効率化に向けたAIソリューションを共同で開発する。
(4)オンチェーンを活用した次世代金融・取引システム検討:Web3やステーブルコインなどを活用し、将来的にメディアやアフィリエイター、インフルエンサーとの広告取引の仕組み構築を目指す。
(5)広告エージェンシー機能構築:データ起点型の広告・マーケティングを軸としたエージェンシー機能の開発・提供で協業する。
(6)金融×メディア新規サービス創出:感情経済圏を彩るこれまでにない新サービスやビジネスモデルの企画・開発に取り組む。
今後、金融とメディアを融合した企業間・業界横断的な価値共創や、最先端テクノロジー活用による新規ビジネスモデルの開発が期待される。
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