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知識産業化する環境に適した“ビジネス設計”

第4回

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ビジネスモデルを構成する4つの基盤-(2)

3:オペレーション基盤

オペレーション基盤 図7:オペレーション基盤 3つ目の柱である「オペレーション基盤」は、価値提案を提供し、顧客インターフェースを維持するために必要な価値システム構成に関連する全ての主要な側面をカバーします(図7)。これには、価値を生成および提供するための一連のプロセスグループ(もしくはハイレベルのアクティビティ)に分解される「価値構成」、主要なリソースを活用することによる事業体の基礎的な固有能力を説明する「コンピテンシー」、事業体の価値構成やコンピテンシーを補完あるいは強化するための「協業ネットワーク」から構成されます。オペレーション基盤では、前述したバリューチェーンでは説明が難しい「価値生成の仕組み」についても触れていく予定です。

4:財務構造

財務構造 図8:財務構造 4つ目の柱である「財務構造」は、前述の3つの柱の活動を通じて生じる金銭的な結果であり、全ての柱に対して横断的な相互関係にあるものです(図8)。財務構造は、「収益構造」と「コスト構造」から構成されます。これら2つは、事業体の中を流れる血液のようなもので、持続的な競争優位のための能力であるといえるかもしれません。財務構造では、フリーミアムといった新しいプライシング形態についても触れていきたいと思います。

 いかがでしたでしょうか? ビジネスモデルを活用することによって、新しいビジネスのアイディアを前述の「ストーリー・テスト」と「ナンバー・テスト」という2つの側面から検証することを容易にします。また前回ご紹介したとおり、既存のビジネスにおいても、新しい事業計画はビジネスモデルに変革を促し、反対にビジネスモデルは事業計画に必要な情報を提供するという相互作用をもっています。

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「ビジネスモデル」と「バランススコアカード」との連携

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この記事の著者

白井 和康(シライ カズヤス)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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