2025年10月30日、プレイドは、顧客体験(CX)プラットフォーム「KARTE」シリーズのAIネイティブ化方針「KARTE AI」を発表した。あわせて、同社プロダクト開発組織を「KARTE AI Transformation Department」に改編し、AIを軸とした事業推進体制へ移行する。
 
プレイドは2025年3月の「KARTE」10周年を契機に、AIを前提としたプロダクト開発を強化してきた。今回の方針発表を機に、AI機能の拡充およびAIドリブンなプロダクト群の開発を本格化。今後到来する企業のAIネイティブ環境下で、KARTE独自のカスタマーデータと「人」の創造性を組み合わせた“人とAIの協働”によるCXプラットフォーム実現を目指す。
 
プロダクト開発は、①顧客理解・分析、②体験創出とデリバリー、③AIネイティブかつカスタマーデータドリブンなプロセス変革、の3点に重点を置く。KARTEで蓄積するカスタマーデータを解析する「ナラティブレポート」は顧客行動や傾向の要約を自然言語で提供し、施策立案や効果分析を支援する。さらに、AIエージェント搭載の「フレックスエディタ」などを通じて顧客体験の設計やパーソナライズも容易となる。
業務プロセス面では、AIによる顧客コミュニケーション業務自動化や、AIネイティブなヘッドレスCMS「Craft Cross CMS」でのコンテンツデータ活用を推進。リアルタイムに顧客接点を最適化でき、独自性の高い顧客体験を持続的に創造できる環境を提供する。
プレイドは、AI技術と人の創造性を融合し、企業独自の顧客価値を最大化するための基盤構築を強化していく方針だ。
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