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テラデータ、エージェントAIの本番運用を支援する「Teradata AI Services」を発表

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 Teradataは、エージェントAIの本番運用とビジネス価値創出を加速する新サービス「Teradata AI Services」を発表した。

 同サービスは、専門コンサルタント、実証済みの方法論、Teradataのベストインクラスのナレッジプラットフォーム「Teradata Vantage」を統合し、企業がビジネス全体にわたってAIエージェントを開発・拡張できるよう支援する。

 ユースケースの優先順位付けとガバナンスを導く専門家を配置することで、これらの課題に対応。これにより、企業は低ROIの実証実験ではなく、高いインパクトをもたらす機会に焦点を当てられるという。

 同サービスでは、スプリント方式を採用している。スプリント方式とは、通常1~4週間の短期間を「スプリント」と設定し、各期間内に具体的な成果物やマイルストーンを達成する段階的なアプローチ。複数のスプリントを反復することによりAIユースケースを段階的に本番環境へ展開しながら、各段階で成果を検証し、継続的に改善していく。

 また、業界を横断した多様なユースケースをサポート。「Teradata Customer Intelligence Framework」に基づいてAIを活性化し、数十年にわたる業界知的財産を再利用可能なデータ製品、AIモデル、信頼できるエージェントに変換することで、各組織の業務ニーズに合わせたソリューションを提供する。

3つの統合レイヤーによるサービス構成

 同サービスは、各顧客のAI成熟度レベルに適応する3つの統合レイヤーで構成。

AI Activation(AIの活性化)

 接続された分析エコシステムを実現するための基礎的な活動を提供する。「Teradata MCP Server」「Enterprise Vector Store」「AgentBuilder」の展開に加え、再利用可能なデータ製品をサポートするためのデータパイプライン最適化やデータモデリングなどのモダナイゼーションサービスを含む。

AI Value Realization(AIによる価値実現)

 アジャイルなスプリント方式の展開を活用してAI成果を本番環境に導入し「Vantage Customer Experience(VCX)」や「Customer Interaction Manager(CIM)」などのアプリケーション製品を成果重視の実装を通じて活用。業界特有の再利用可能なデータ製品を活用することで、測定可能なビジネス価値を反復的に実現する。

AI Sustainment(AIの持続運用)

 モデル運用と継続的な管理を確保。本番環境に展開されたAIユースケースが常に関連性を保ち、最新の技術進歩を継続的に活用できるようにする。

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